山行報告書                      【記 駒崎】
2004・9/14水無川流域・新茅ノ沢    メンバー駒崎、M.S

東北の沢が終わったら、一度お付き合い下さい。と、Sさんから誘われているのを思い出し、取り急ぎ電話をして、新茅ノ沢に行ってきました。

Sさんの体調も気になるので短い沢を・・・・・6:00 Sさん宅〜新茅荘8:10着朝食をすまして出合いにて仕度をし8:45遡行開始。

入り口付近は、暗い感じの沢の印象を受けた。

少し行くとF1である。
ロープをだそうか考えていると、Sさんいきなりノーザイル。
私も後を追うが、
なにかあったら大変と、F2ではロープをだし、Sさんリード。

F3,F4は問題なく通過。次のF5が新茅の核心である。

登るとなると、かなりのシャワークライム。子供のころ、海で溺れ損なってから水が苦手である。

気持ちは巻きに傾いている。が、Sさんは登攀の準備。濡れなければ、いくらでも登るのだが、登れと言う事なのか。

覚悟を決めて登りだすも、すぐにずぶ濡れ。

2本めを取に行くころは、頭から水をかぶる始末。

落ち口付近がスタンス、ホールドにとぼしいが、これといって問題になる箇所はない。

このさきF6〜F10までは快適に越すことができる。

CS滝を見るころ水が消え、滝上で靴を履き替えて、落石の詰まった狭いルンゼを行くこと15分、
右に赤いビニールテープ、踏み跡をたどると、3分ほどで登山道に出て終了である。

非常に短くかつノーザイルで越せる滝も多く、遡行していても飽きが来ない。初心者を連れて行くのにはよいのでは。